ついにサーモンを釣った。
明朝3時前から場所取りの為に出発したあの日、
地元の言語障害じゃないかと思うくらいなまりの激しいオッサンと釣り場を巡って争ったあの日、
波が目線よりも遥かに高い日でも果敢に海を攻めたあの日、
海に入った瞬間ウェダーが浸水したあの日、
あまりに寒すぎて海の方が暖かいと感じてしまったあの日、
足を踏み外し、海と会話をしたあの日、
仕込んだサンマ(3匹分)が波に飲まれて全て流れてしまったあの日、
様々な熱い戦い(サーモンファイト)を繰り広げて来た。
そして今日、記念すべき日となった。
体長66センチのオス。
やや小柄だが迫力は満点!
ほとんどブナってないのが何よりも嬉しい!
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サーモンを釣った事で、新たに買い足す物が増えた。
まず、出刃包丁。
三得包丁でもいけるとの事だったが、何かVIPな気分だったので、ホーマックで買ってしまった。
約3000円也。
そこまでするならスーパーの鮭の方が良いのでは?という声が聞こえてきそうだが、サーモンファイトで得た経験値はプライスレスなのです。
次に、万が一ブナった鮭を釣ってしまった場合の事を考えてトバ用の網を買おうと思った。
が、どんなのを買えば良いのか調べてなかったので今回はやめた。
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釣ったサーモンをさばいた。
まず、買ったばかりの出刃包丁で鱗とぬめりを取る。
鱗をどれくらい取れば良いのか良くわからないので鮭が痛そうな感じになるまで取ってやった。
次に、頭部分に切れ込みを入れる。
そしてお尻の穴から優しく包丁を入れる。
淡い卵の期待をしていたが、案の定、白子さんが大量に出て来た。
イクラさんはやっぱりいなかった。
白子さんと内蔵を奇麗にとったら、血合いの所も取って、水でキレイキレイをする。
頭を取って、2枚におろす。
そこまで上手く2枚にはおろせなかったが、まあ、最初にしては上出来だろう。
背骨の部分も食えるらしいがとてもじゃないが、何となく雰囲気がそんな感じでなかった。
この光景に慣れたらあら汁にしようと思う。
2枚におろしたら、背鰭と脇腹の骨を取る。
最後に骨抜きで小さい骨を取るらしいが面倒なのでヤメた。
まあ、それっぽくなった。
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次はギンギンのメスを釣りたい。
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